十勝感謝祭 高野文彰展 オープニングパーティ 2025.6.7

学生時代「市民参加型まちづくり」に感化され、広場や河川整備のワークショップに関わっていた。
地域の人々が自らの手で地域の空間を創造していく場に関わることにやりがいを感じていた。

大学院を卒業後は、「高野ランドスケーププランニング」という北海道の会社に入社した。同社が地域主義、原寸主義、市民参加、自力建設といった理念を掲げていて、市民自らが空間づくりに直接関わるプロジェクトを通じて地域の人々の生きがいや豊かな暮らしを生み出せるのではないかと思ったからだ。

2016年に都市計画家協会の全国まちづくり会議に携わり、「創造都市」をテーマとする特別講演を担当し、世界の創造都市の取組事例を知る機会に恵まれた。創造都市とは、「市民一人一人が創造的に、働き、暮らし、活動する都市」のことだ。このイベントの後に書いた講演のまとめを載せておく。

そのときの思いは10年近く経っても全く変わらず、会社の事業理念のひとつの軸としている。


都市計画家協会(JSURP) Planners 全国まちづくり会議2016 in 高岡 特別講演+鼎談 記事